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IDm

IDmは、FeliCaカード製造時にICチップに記録される識別番号です。
8byte16桁の16進数で、トレーサビリティと個体識別に使用されます。
編集は不可であり比較的簡単に利用できることから、応用範囲が広くこの番号を使ったアプリケーション・システムが広く普及しています。
但し、技術的に複製の可能性があり得るためセキュアな認証には不向きです。

ICカード

ICカードとはキャッシュカード大のプラスチック製カードに極めて薄い半導体集積回路(ICチップ)を埋め込み情報を記録できるようにしたカードの事です。
ICチップの違いにより「非接触式」と「接触式」の2種があります。
非接触式のカードにはJR東日本のSuicaや楽天EdyのEdy等があります。
接触式は主に金融機関等で使用されています。
当社で扱っているICカードは「非接触」となります。

Edy

FeliCa方式を使った電子マネーの1つで楽天Edy社が運営しています。
片面白のカードを使用することによりEdy機能付きIDカードの発行が可能です。
メモリ分割の手続きを行うオリジナル仕様と手続き済のカードを使用する方法の2種があります。

FCF

FCFは、非接触ICカード技術”FeliCa”の有する特長のひとつである「マルチユース機能」を十分に活用することを目的として作られた個人認証カード(IDカード)用フォーマットです。
大学を中心とした文教向けに採用が進んでおり学校向け標準フォーマットとして確立しつつあります。

エンコード

エンコードとは、情報を一定の規則に従ってデータに置き換えて記録することです。
IDカードにおいては、ICチップや磁気テープに社員番号等のデータを記録したり、バーコード化したりする事を意味します。

オフセット印刷

プレ印刷カード(個人情報以外の共通デザイン部分の印刷カード)を作成する場合の印刷方式の1種です。
DICやPANTONE等の特色にも対応できますので厳密なコーポレートカラーの再現等に適しています。
シルク印刷との違いは細かい絵柄の印刷にも対応できることです。

か行

QRコード

QRコードとは、2次元コードの方式の一つで1994年にデンソーウェーブが開発しました。
世界的に広く普及しており、自動車工場のカンバン(現品札)や携帯電話のアドレス読み取り機能などでよく用いられています。
IDカードでは、自社HPのアドレスや社員番号のコード化等に利用されています。
記録する情報量が増えるとコード面積も比例して大きくなります。

さ行

再転写印刷方式

カードに印刷する画像を、専用の透明フィルム(再転写フィルム)に印刷しこの印刷されたフィルムをヒートローラーと呼ばれる装置でカードへ再転写を行う印刷方式です。
この方式はカードへの縁なし印刷が可能な事とICチップ周辺等多少の凹凸があっても印刷ができる事が特徴です。
PVC以外にPET-G素材にも対応するためICカード向け印刷に広く使用されています。

サインパネル

署名欄としてよく使用されるオプション加工です。
シルクパネルと箔押しの2種類がありICカードには衝撃のかからないシルクパネル加工が適しています。

磁気カード

プラスチックカードに磁気ストライプ加工を施したカードです。
国際規格のJISⅠ型と国内規格のJISⅡ型があり当社での扱いはJISⅡ型となります。
偽造/複製等の問題もあり近年はICカードへの移行が進んでいます。
ICカードに磁気ストライプ加工を施したハイブリッドカードも作成可能です。

システムコード

システムコードは、システムを特定するための2byteの値で事業者及び使用目的ごとに割り当てられます。
ソニー社への申請が必要となり原則1社=1コードです。

シルク印刷

プレ印刷カード(個人情報以外の共通デザイン部分の印刷カード)を作成する場合の印刷方式の1種です。
DICやPANTONE等の特色にも対応できますので厳密なコーポレートカラーの再現等に適しています。
オフセット印刷と違い、細かい絵柄の印刷には適していませんがきれいなベタ塗りが可能です。
金や銀の印刷はシルク印刷となります。

た行

ダイレクト印刷方式

インクリボンをプリントヘッドと呼ばれる装置にてカード表面に直接印刷を行う方式です。
カードの素材はPVCに限定されます。
一般プラスチックカードの印刷に広く使用されています。

は行

バーコード

バーコードとは、バーとスペースの組合せにより機械が読み取れる形で表現したものです。
これをバーコードスキャナと呼ばれる光学認識装置を使って読み取ります。
当社ではNW7、code39、JAN等主要な規格に対応しています。

FeliCa

FeliCaは近接型の無線通信技術(13.56MHz)の1つで、ソニー社が開発した技術方式です。
主な特徴として
・反応速度の速さ(高速)
・大容量メモリ・記憶容量
・高いセキュリティ性能
等があります。
電子マネー、社員証、会員証、入退出管理などさまざまな分野に使用されています。

FeliCa Lite-S

FeliCa Lite-Sはセキュリティー機能を簡易化し、ファイルシステムを最適化することでコストを抑えた小型で省電力の非接触ICカードチップです。
タグやシールなどの様々な形態で利用することにより、非接触ICカード技術FeliCaの適用範囲が広がります。

ま行

MIFARE

オランダのNXPセミコンダクターズ社の非接触型ICカード技術です。
欧米を中心に電子マネー、交通機関の乗車券、IDカードなどに広く利用されています。
ソニー社が開発したFeliCaとともに、近距離無線通信技術の国際標準規格NFCと上位互換性があります。
日本ではタバコカードのTaspo(タスポ)などに利用されています。

MIFARE UL

MIFAREカードの廉価版として開発されました。
セキュリティ機能やユーザーデータ領域が簡易化されており安価にICカードの導入が可能です。
UIDは7byte14桁です。

や行

UID

UIDは、MIFAREカード製造時にICチップに記録される識別番号です。
FeliCaのIDm同様、簡易なシステムにおいて広く利用されています。
チップのverや製品により桁数が異なるので注意が必要です。
4byte8桁、又は7byte14桁となります。